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ホームページリニューアル成功への4STEP|よくある失敗も紹介

Webデザインマーケティング

「せっかくホームページをリニューアルしたのに以前より数字が悪くなった」
「制作会社と意見が合わず思うようなホームページが出来上がらない」
ホームページリニューアルをおこなった方々の意見を聞くと、そんな言葉がよく聞かれます。

予算をかけて行うホームページのリニューアルは、ぜひとも成功させたいですよね。

この記事では、ホームページのリニューアルに必要となる目標設定や手順、失敗を防ぐためのポイント、リニューアルに伴う相場費用を一つずつ解説。

しっかりと事前準備をおこないホームページのリニューアルを成功へと導きましょう。

ホームページのリニューアルを成功させるためには、事前の備えが重要です。

いきなり制作会社へ相談するのではなく、しっかりと下準備を行った上で相談することがリニューアル成功への近道となります。

この章では4つのStepに分けて手順を説明していきます。

ホームページリニューアルの参考にしてみてください。

まずは現状のホームページにおいて、課題とされる部分を洗い出していきましょう。

ホームページのリニューアルにおいては、この課題抽出作業が重要な部分となります。

現状のホームページがどのような問題点を抱えているかを明らかにすることで、リニューアルの目的が明確になります。

◯ホームページが古臭くなった
◯コンテンツの追加に手間がかかりすぎる
◯ページが多くなりすぎて目的が分かりづらい

このように、使い勝手や見た目などでホームページのリニューアルを検討されることは少なくありません。

しかし、使い勝手や見た目以外に

◯PV数(サイトの露出数)を上げたい
◯CV数(コンバージョン数)を増加させたい

などの目的があれば、ホームページの構成も変わってきます。

現状のホームページがどのような課題を抱えているかを洗い出すためには、Google Analyticsの利用がおすすめ。

さらにGoogleSearch Consoleを利用することにより、どのような検索キーワードでサイトに入ってきたのかも確認できます。

どちらのツールも最初の設定は若干手間がかかりますが、無料で利用できるツールですので活用してみてください。

データ解析をすることで、 「このページは離脱率が高い」 「CVのページにたどり着けていない」 などの問題点が浮き出てきます。

そこからホームページにおける課題を洗い出していきましょう。

例えば、30代の女性をターゲットとしたホームページで、アクセスしてきたユーザーの年齢層を確認したら20代女性のアクセスの方が多かったという場合も考えられます。

その場合は、より20代女性に訴求できるよう、見せ方や文章を変更することでCV数(コンバージョン数)を上げることも期待できます。

このようにホームページを数値的に計測すると、課題点が見えてきます。

ホームページに対する問題点が確認できたら、次は解決するための仮設を考えましょう。

例えばCV率(コンバージョン率)が低いことを課題とした場合はどうでしょうか。

CV率が低いということを、実店舗を例にして考えると「来店数はあるが、なにも購入しない」というお客様が多いという状況です。

次に、なぜCV率が低いのかを考えた場合、次のような仮設を立てることができます。

<CV数が低い原因として考えられること>
◯申し込みフォームに入力する項目が多すぎて離脱
◯ホームページの情報が多すぎて、どこに申し込みページがあるかわからない
◯ホームページのイメージと商品のイメージがかけ離れている
◯サービスや商品の説明がわかりづらく魅力が伝わっていない
◯流入しているキーワードがそもそも違う
◯広告配信がターゲット層に届いていない

このように、課題とする部分に対して、原因や仮設を考えていきましょう。

ホームページの現在の問題点と解決したい課題が確認できたら、RFP(提案依頼書)を作成しましょう。

RFPとは「Request For Proposal」の略で、制作会社にどのような提案をしてほしいかの要望を取りまとめたものです。

RFPは制作会社との意思の統一のために作成する書類になり、載せる項目が決まっている訳ではありませんが、主に以下の内容等を記載すると良いでしょう。

◯リニューアルに至った背景
◯現状のホームページが抱える問題や課題
◯設定目標(KGI・KPI)
◯ターゲットとするユーザー層
◯アピールしたい商品やサービス
◯目指したいCVアクション
◯ホームページに組み込みたい機能
◯ベンチマークとするサイト
◯スケジュール
◯予算 など

RFPは発注者側と制作会社との意識の差をなくすために必要です。

制作会社との意思疎通がずれていると、想像していたような成果物があがりません。

そのため、RFPを用いて「解決したい課題」「制作をお願いしたい内容」「制作会社に求める要望」などを事前にすり合わせる必要があります。

事前に意思疎通ができていれば商談時間も短縮でき、修正箇所も少なくなり、理想のホームページができやすくなります。

制作会社から質の良い提案を引き出すためにも、事前にRFPを作成して、制作会社との打ち合わせにのぞむ準備を行いましょう。

RFPの作成が完了したら、つぎはいよいよ制作会社探しです。

見積り金額だけで安易に決めてしまうと、思ったようなホームページができず失敗してしまうこともあります。

制作会社を選ぶ時は以下のような点をチェックしましょう。
◯依頼側の要望に対して質の高い提案をしてくれているか
◯ホームページリニューアル後のサポートがあるか
◯窓口となる担当者と円滑なコミュニケーションが取れるか
◯メリットだけでなくデメリットなどの説明が明確であるか
◯ホームページの制作実績例がしっかりしたものであるか

このような点をチェックして、長くお付き合いできそうな信頼できる制作会社を探しましょう。


ホームページのリニューアルは、とても大きなプロジェクトとなります。

リニューアルによって使用感が悪くなった、サイトを訪れるユーザーが減ってしまった、などの失敗を招かないようしっかりと準備して取り掛かりたいものです。

この章では、ホームページリニューアル時によくある失敗を確認して、同じような失敗を招かないよう対策を行いましょう。

明確な目的がないまま進めると、リニューアルが失敗する確率が高くなりますので、ホームページをリニューアルする目的を明確にしましょう。

ホームページのリニューアルを検討する理由は企業によりさまざまですが、単に見た目がおしゃれで綺麗になっただけでは、リニューアル成功とは言えません。

必要なのは、設定された目標をクリアし、企業が伝えたいことがきちんとユーザーに伝えられていること。

ホームページを訪れるユーザーにとって分かりやすく使いやすいホームページを実現させましょう。

そのためにも、先に述べたRFP(提案依頼書)の作成が重要となります。

目的を明確にせずに制作会社に依頼して、その後に 「こんな機能も追加したい」 などと、後から要望を出していくと、追加予算が発生する可能性があります。

ページ構造から変更する必要がある場合などは、予算にも納期にも大きな影響を与えます。

そのためRFP作成をする際には、社内で情報共有しリニューアルへの意思を統一した上で作成しましょう。

後から「やっぱりこうしたい」などの二転三転を避けるため、どのようなリニューアルにしたいのか、何の機能を実装したいのかの要望は社内で確定させておきましょう。

ホームページを訪れた際に、一番最初に入ってくるデザインにはやはり目が行く部分ではあります。

企業らしさが出せる部分でもあるため、デザインへのこだわりも大切ではあります。

しかし、どんなにかっこいいホームページが出来たとしても、CV(コンバージョン)へ導くページがどこにあるか分かりにくいと、目標達成は程遠いものに。

デザインばかりに目を囚われず、最初に設定した目標を達成するための構造になっているかをきちんとチェックしましょう。

見た目も大切ではありますが、1番重要な部分はデザインではありません。

◯ユーザーに伝えたいことが、ホームページ上できちんと伝わっているかどうか。
◯訪れるユーザーの使い勝手が良いかどうか。

これらは大事にしたい部分でもあり、目標達成にもつながる部分となります。

ホームページリニューアルが完了しても、そこで終わりではありません。

大切なのはリニューアル後です。

予算をかけて納得がいくホームページにリニューアルができたら、今度はそのホームページを育てていきましょう。

コンテンツ追加の仕組みを作っているのに、開設したらそのまま放置というケースは多々見受けられます。

そうなると、せっかく予算をかけて作ったホームページも、制作費用が無駄になってしまいます。

リニューアル後も解析データを確認して、目標としていた課題が解決できているか追跡して確認しましょう。

サイトリニューアルの提案依頼書に、公開後の運用体制を盛り込んだ設計を行うこともポイントです。

またユーザーのアクセスを増やすためにも、定期的なコンテンツ追加を行うなど、公開後も継続してホームページをを育てて行くことが大切なポイントとなります。

最後にホームページリニューアルに伴う一般的な費用相場を見ていきます。

リニューアルするページ数や、依頼する制作会社によって費用は変わりますので、あくまでも目安の相場として参考にしてください。

◯簡単なリニューアル
◯テンプレートデザインで制作
◯素材や文章は依頼側で準備


◯オリジナルデザイン
◯簡単なコーディング
◯複雑なプログラムを含まない
◯コーポレートサイト全体のリニューアル


◯シンプルなECサイトのリニューアル
◯オリジナルデザイン


◯アクセス解析などの上流工程も依頼
◯オリジナルデザイン


◯本格的なECサイトのリニューアル
◯上流工程に加えコンサルティングや効果検証も依頼


「ホームページリニューアルにあたって、信頼できるパートナーがほしい」 そのように思われた方は、ぜひ一度知多印刷にご相談ください。

知多印刷ではホームページリニューアルにあたって、デザインだけでなくどうすればもっと集客ができるのか「価値あるウェブサイト」を提案させていただきます。

ただホームページを作るだけでなく、公開後も末永くサポートし、お客様と共に歩むパートナーとして活動しています。

相談は無料で対応させていただきます。

今回はホームページリニューアル手順について解説しました。

ホームページリニューアルを成功させるためには、以下のような手順で進めます。

  1. 現状の課題や問題点を洗い出し
  2. 課題解決のための仮説を立てる
  3. RFP(制作依頼書)の作成
  4. 信頼できる制作会社を探す

1つずつ確実に対応することがリニューアル成功への近道となります。

また、ホームページリニューアルの目的が明確でないと、思うような成果が出ない可能性があります。

事前にしっかりと準備をして、ホームページのリニューアルを成功へと導きましょう。


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